第七回ドミニオン世界選手権に参加した話(旅のしおり編)

Gen Conという大きなイベント(コミケのようなイベント)があり、その中のRio Grande Gamesのブースで行われます。

私は日本でもコミケなるものに一切参加したことがなくコミケに参加する方法すら分かっていませんが、それプラスアメリカの常識が大いにあるかと思われるので分からないことが多いです。

そして今でも一部は分からないままですが、後世のために記録しておきます。




◆パスポートの申請、そして旅券番号を入手したらESTAの申請

国籍が日本ではない等の場合は苦労するかもしれませんが、そうでなければ苦労はしないと思います。

10年間有効パスポート 16000円
ESTA 14ドル

https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1




◆ホテルの手配と飛行機の手配

最初はまとめて取ろうとしたのですが、会場名で検索すれば飛行機がヒットせず、空港名で検索すれば会場から遠いホテルばかりで諦めました。(サイトが重くて古いパソコンが耐えられない)

慣れないアメリカの地図を自分だけで見ていたのは不安でつらかったですが一人で頑張りました。

個人的には会場から近い中では安かったホテルを選びました。

私の中では会場まで歩いていける距離なのですが、もしホテルで問題があった時に他の日本人にホテルまで来てもらうとすれば会場からは遠いホテルだったかもしれません。

会場から外気に触れずに様々なホテルへとスカイウォークで繋がっているのですが、そのたくさんあるホテル群からは離れています
しかし私が泊まったホテルの客層も全員がイベント参加者でしたので私には現実的です。

そしてホテルに泊まった感想としてはかなり古いホテルで高くはないホテルだなという感想なのですが
4泊5日で税金17%込で850ドルでした。大きなイベント期間であるため、通常価格の2倍程度の値段設定だと思います。

ホテルに関しては私は最終的にはBooking.comで予約をしました。クレジットカードはキャンセル料のための登録であり、実際の支払いは現地になります。予約"は"できました

また空港から会場(ホテル)まではタクシーで35ドル程度しました。タクシーのサイズが2回とも大きかったのでサイズが違うと違うかもしれません。




そして飛行機に関してはskyscanner等で横断検索して、現地の到着時間が深夜、乗継待機が12時間以上、といった結果を排除した結果として、20万円以下でかつ、行きも帰りも20時間程度でいけるという満足度の高いチケットがあったので確保しようとしました。

購入自体は(私の場合)ユナイテッド航空ANAと共同運航便がたくさんある)のサイトで直接予約する形なのですが、私のクレジットカードの与信限度額が10万円しかなかったため、まずここで苦戦しましたが、皆様におかれましては苦戦する事案ではないかもしれませんね……。

またアメリカでの乗り継ぎが行きも帰りも90分程度で無事にクリアしてしまったのですが、どこかでミスをしたりするとアレです。また私の場合は帰りのインディアナポリス発の離陸が45分も遅れたためシカゴでお土産買う時間が完全になくなりました。(元々の乗り換え時間が短いくせに時間あると思ってるやつ)(実際ある)

twitterに集中したりせずに現地の案内板に集中していればミスはしないと思いますね。運が悪いトラブルに巻き込まれたらその時はその時。




◆ドルの管理

防犯対策に関してはかなりできていたと思っています。貴重品は全て常に胸の前にありました。

しかし現金をもっと持ち歩くべきというのが私の実態でした(普通は逆)

私のクレジットカードがアメリカで全く使えなくて大変困りまして、初めから現金にすればよかったと思いました。

お金に余裕があれば、円からドルにたくさん替えたところでドルでの資産管理と割り切ることもできるだろうな?と考えるのですが、残念ながら今回の旅費>預金額というのが私の実態ですので余ったドルから円に戻す手数料も無駄になりますし、余分にドルを持っている余裕がなかったのです。

アメリカにいる時間は貴重な時間であるのに、お金のためだけに時間や通話料、手数料を無駄に失うのは貧乏ゆえの悪循環そのものです。

また1ドル109円程度で銀行で両替してもクレジットカードの手数料でもともに手数料3%程度でそんなに変わらない印象です。変わったとしても数百円程度に収まるかと思われます。

三井住友にかけた国際通話料が2200円かかりました。

なのでもし次があれば初めから全額安心安全の現金を選びたいです。

現地では円の需要などないため手数料が高くなります。日本国内で両替しましょう。

私は普段クレジットカードを使う機会に恵めれていないのですが、恵まれている人は使えばいいと思います。




◆バッジ(入場証)

会場にはバッジが必要なところとそうではないところがあるようです。よくわかりません。

ドミニオン勝戦当日に関してはバッジは不要なのですが、しかし参加者がバッジを持ってないかといえばそんなことはなく全員バッジを持っていました。(現地予選参加が2ドル必要なのでバッジが必要?)

往復2日程度もかけて直行便もないアメリカの街に来ているのにドミニオン3戦だけをして帰るそんな残念なことはないでしょうとは私も思います。

過去の日本人参加者の中でもこれに関する認識は全く異なっていると思われます。現地で自分で買ったという人もいましたが、それ自体は私も記憶していたのですが、今年に限っては事前に完売しました!とか観測してしまいまして「???」でした。

リオの担当者と直接メールもしていたのですが、返信がなくて、アメリカについてからやっとのんきな返信が返ってきたりもして、つらい感じです。
リオの人はたくさんの常識を抱えているとは思うのですが、私にはその常識が分かりかねます……




wifi(電波)

auのサイトを見ていたら980円/24hと書いてあり、いもとのwifiとかのサイトを見ると1万円くらいしてしまうのでauが提案するサービスでいいじゃんと思っていました。
羽田空港のカウンターでも念のため再度設定を確認しました。
しかしアメリカについてもうまくいかず、空港でauに電話をして1時間ほど格闘したりしました。

設定のトップ画面の一番上の塊の一番下にキャリアという普段は隠れているものが存在します。
機内モードとかを弄ってると一瞬出てきたりしますよね。
これがアメリカでは現地の通信会社にならないといけない。
そんなわけでサファリのキャッシュを消したり等しました。

アプリは相変わらず正常に機能しませんでしたが、auの夜間担当者からCメール(157からのSMS)を再度送ってもらい、ブラウザでアクセスすると正常に機能しました。

しかし会場は人が多く、なかなかネットに繋がらないことが多くてとても不便だったりしました。

ネットさえ繋がればいろんなことができますが、繋がらないと絶望するので、投資してもいいと思うところです。




◆服装

アメリカ人は相当な肥満の人が相当多いです。それゆえなのか異常に冷房が強いです。

アメリカの国内線や建物の中は全てかなり寒いので上着が必須です。



◆手荷物のサイズ

乗り換え時間が80分とか90分なのもあって一切荷物を預けたくもなく手荷物の範囲内の手荷物でした

ただインディアナポリスとシカゴは距離が近いためか飛行機のサイズが小さく、機内に持ちこめる荷物が限られていたようだったので、このルートはリスクを感じます。



◆チケットの発券、チェックイン、搭乗

結局一番難しかったのがなんと一番初めの伊丹発で日本人相手でした……。
正しい列に並んでいたのにこっちにどうぞと呼ばれてそれはこっちではないですってまた正しくもない列に回されて日本人最悪って感じでした。
あとの羽田発、サンフランシスコ発、インディアナポリス発、シカゴ発、成田発はどこでもスムーズでした。

ところでシカゴ発の時だけなぜかセキュリティーチェックがなかった。あとは毎回セキュリティーチェックもあります。
特に羽田発はアメリカ行きなので追加の検査がありました。(あれ、シカゴ発は……?)



◆入国審査

一応いろんなもののコピーを印刷するなどして備えていたのですが、特に見せることもなくスムーズに突破できました……。

旅行の日程を説明して後は10本の指の指紋を登録するだけです。それだけ。



◆必須アプリ

Google翻訳

事前にダウンロードしておかないとオフラインでは使えない可能性もあるのできちんと準備しておきましょう。

その他のアプリもオフラインでも参照できるように使えるように準備しておきましょう。





その他日用品に関しては人によって個人差あると思うのですが必要なものをホームセンターとかで適当に買えばいいと思います。

なんでも売ってるらしいですね。困りますね。





旅の総額は私の年収でいうと0.25年分、家賃でいうと6ヶ月分になります。

こんな機会を得ることができるとは夢にも思ってませんでしたが、楽しかったです。また行きたい。




あとは写真を参考に想像されますと必要なものが見えるかもしれません

https://photos.google.com/share/AF1QipOMZRy5uVqbSb0CSAW8ZbAEycWbElzRJfqGFI5B7fwbRrofkl9eM4R0h3r7qRLnOw?key=ckpjLUR1X0ZYVDFJb3hvTjdTU0ZJTmI0NW5McHdn