Dominion Team World Cup II 対戦記録(準決勝日本AB大将戦)

Dominion Team World Cup II 対戦記録(準決勝日本AB大将戦)


http://forum.dominionstrategy.com/index.php?topic=12145
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isoレベル50の座にいる日本人トップのhiroki君ですね。
http://twitter.com/hottiiii
http://d.hatena.ne.jp/hrkdomi/


本来は無課金者同士なのでgokoでの対戦はあまりないわけですが、ゴコスト垢(規約では他の大会での無断使用を禁じていた)をお借りしました。ご協力感謝です。

http://zferry.hatenablog.com/entry/2014/09/05/224249
http://zferry.hatenablog.com/entry/2015/01/28/081104




日本大将戦

・1戦目先手。貴族がないと話にならないけど採集者共謀者だけでは6金が遠いやつ。勝利
薬草商、採集者、見張り、司教、共謀者、地下墓所、伯爵、造幣所、破壊工作員、貴族(属州屋敷)

CatacombsCountMintSaboteurNobles
HerbalistForagerLookoutBishopConspirator

まず伯爵ステロ等よりは貴族共謀者の16金が強い。なので両者貴族共謀者を目指す。
デッキパーツ的には銀貨は呪いで共謀者は白金よりも強いのであるが、原住民のためでしかない貴族の購入の6金は遠い。
将来的に一番犠牲がない中で6金出す方法は鍛冶屋で銀貨銅貨をドローすることである。
初期デッキの破棄に関しては採集者が安定。破棄ターンに何も購入できない他の圧縮はだめ。
13ターン目。私は貴族5−3にできそうな状態であったが、デッキのbottomが採集者2枚と沈んだせいで14金1buyでの貴族1buyになってしまい、相手が採集者で共謀者犠牲にして貴族4枚の4−4になってしまう。
貴族5−3であれば相手は引き切りが不可能になってまず私の勝利は間違いなかった
貴族4−4でかつもし属州4−4であれば公領も視野。私は採集者で破棄する銅貨もなくなる頃でもあり、ここで伯爵の存在が神的。
公領購入に関しては伯爵が仮想5コインでもあるし、地下墓所を持つ私限定であるが1つ余る貴族をデッキトップに戻す効果も神的。
16ターン終了時点で相手が貴族4属州2が同じで相手が公領リード。
17ターン目で私が属州2で相手も属州2の後手の手番で終了だと公領差で負けてしまうが
相手のデッキトップも確実に貴族ではなく既に勝利点で悪化してるデッキであり引き切ることは困難だと判断して属州2枯らして18ターンで勝負を付けることにした
http://www.gokosalvager.com/static/logprettifier.html?/20150226/log.5426c9e6e4b0c5607a973f4c.1425015609561.txt



・2戦目先手。街道場先手必勝。勝利
村落、薬草商、原住民、名品、執事、錬金術師、銅細工師、鍛冶屋、街道、隠し財産(属州屋敷)

AlchemistCoppersmithSmithyHighwayHoard
HamletHerbalistNative VillageMasterpieceSteward

引き切って街道連打buy連打するだけのゲーム。同程度の運量では先手圧勝。
先手、3t錬金術師購入で4t執事で屋敷2枚破棄の村落購入(完璧)
後手、3t2pで村落、4t執事破棄で薬草商購入。
後手が考えるべきことは、勝率0%よりも勝率1%
つまり今後は都合の良い引きをする前提で購入していくしかない。
先手が考えるべきことは、勝率99%よりも勝率100%
つまり今後は最悪の引きであっても逃げ切れるプレイをするだけ。
まぁ4tで私の勝利が100%に確定しました。
http://www.gokosalvager.com/static/logprettifier.html?/20150226/log.5426c9e6e4b0c5607a973f4c.1425016395279.txt



・3戦目後手。繁栄場で倉庫銅細工師からパーツ集め。石工1つ残す予定だったのに間違えた。引き分け
石工、開発、倉庫、隊商、銅細工師、祝宴、交易人、ゴーレム、屑屋、玉儒(植民地屋敷)

FeastTraderGolemJunk DealerRoyal Seal
StonemasonDevelopWarehouseCaravanCoppersmith

これは芸術力が発揮できるサプライですね。
まず前提としては屑屋金貨白金のプレイでも安定感があります。
しかし石工しか仮想的buyがないので石工の有効活用も考えると、金貨よりも隊商(白金は入れる)というのもあります
拡大再生産的単調な成長曲線でいえば村と鍛冶屋は交互に購入していくのが最大の曲線になったりしますが
サプライに村が1つでドローが複数種類あれば村6枚4枚の差の方が将来的に重要になったり
サプライに鍛冶屋しかドローがなくて村が複数種類あれば鍛冶屋6枚4枚の差の方が将来的に重要になったりします。
今回、これの対象となるのは隊商であります。
隊商2枚で研究所と同レベルであり、研究所と呪いを同時に獲得することは一切の成長はありません。
しかし隊商がなくなってからでは隊商は獲得できないのでありまして、将来への投資であります。
また呪いを破棄できるのかできないのかでは全く違うわけであります。
繁栄場ですが私の初手は倉庫銅細工師です。銅細工師を選ぶ人はなかなかいないと思いますが、愛ですな。
銀貨は常に2コインですが銅細工師は変化するカードです。4コインだったり3コインだったり2コインだったり
なぜ銅細工師を選んだのかは選んだ瞬間の立場で言えば後手だったからというのも大きいかと思います。
展開の途中でいえば相手が石工隊商より金貨を選んだのはゲーム支配力がない選択をした感覚をうけた。隊商獲得合戦はしないのかと。
単調拡大再生産曲線のままゲームがゲーム終了条件を満たすサプライにおける石工は呪いと同じなのでありますが
引き切り過剰が完成してしまうor屑屋で破棄するものがなくなるといった場合に、隊商6枚と隊商4枚のデッキでは隊商6枚の方がよくて、将来におけるパーツ集め的な視点での上位互換を目指すといった視点もあるのであります。
共同墓地がないので
石工で屑屋→隊商2枚+銅細工師を打つ
隊商銅細工師即効植民地→白金2つにして隊商倉庫でドローして最後に銅細工師等
などなどといったことができないので、そこはちょっとつらい。

ゲーム内容に関して、誰にでも分かりやすいコメントだけを書くのであれば
石工で倉庫or屑屋を屋敷2枚にするなり、植民地を属州2枚にするなりするだけで勝っていて
最初から石工を残すことを考えていたのに間違えて全部を破棄してしまったのがミスでの引き分け。
http://www.gokosalvager.com/static/logprettifier.html?/20150226/log.5426c9e6e4b0c5607a973f4c.1425017350688.txt



・4戦目後手。廃墟4-6ねらったけど5-5なので完全下位互換。敗北
賢者、役人、金貸し、護符、狂信者、市場、商船、大衆、玉儒(属州避難所)

JesterMarketMerchant ShipRabbleRoyal Seal
SageBureaucratMoneylenderTalismanCultist

一戦一戦の結果論はまた別の話でありますが、勝率的な話でいえば銀貨狂信者対決なのかなと。
結果論でいえば銀貨よりも賢者や金貸しが勝ってしまうケースもあるけど。
デッキ内容物だけでいうと5t終了時点では初期10銀貨3狂信者2で全く同じ
私の方が後手で不利なのですが2週目が5金5金。
金貨は金貨で大事ですが、5金出ないときはすべて銀貨購入でもあるので、狂信者優位からの廃墟6-4を目指すも5-5.
あとは二人ともbot的なプレイしかすることないよね。
終盤は私7金or11金とかやってたり、相手は銅貨購入がありますが、これは属州5枚購入に関して無駄のない偏りをしている感じも?
もしお互いに属州3公領3となれば金貨狂信者が多い私が相手の屋敷購入に対して属州2枚で追い抜く展開もありえることはあり得ると思うけど
http://www.gokosalvager.com/static/logprettifier.html?/20150226/log.5426c9e6e4b0c5607a973f4c.1425017981225.txt



・5戦目後手。引き切れないと採集者つらいやつ。敗北
地下貯蔵庫、採集者、使い魔、民兵、ゴミあさり、交易人、秘術師、破壊工作員、投機、大市場(属州避難所)

TraderMysticSaboteurVentureGrand Market
CellarForagerFamiliarMilitiaScavenger

まず初手で悩む。民兵かゴミあさりか。投機に関しては大市場に負けそう。
デッキ構築として伝令官等で引き切る場合などは使い魔は採集者に勝てないのであるが
使い魔行くということは秘術師等のパーツ量は相手には負ける代わりに呪い10枚を相手に撒くことができて
ゲーム終了タイミングで採集者がお互いにニート化してるとパーツで負けてる方がつらい
使い魔で呪い10枚押し付けつつ呪いの点数の差を利用した状態での3山は使い魔側のベストな終了タイミングになって、
今回は大市場秘術師呪いの3山が近くなるので使い魔の方が勝ちやすいとなりそう。
http://www.gokosalvager.com/static/logprettifier.html?/20150226/log.5426c9e6e4b0c5607a973f4c.1425018906896.txt



・6戦目先手。建て直しor不正利得(建て直しの底力でしんだ)。引き分け
手先、大広間、行進、石切場、大使館、狩猟団、不正利得、建て直し、狩り場、銀行(属州屋敷)

Hunting PartyIll-Gotten GainsRebuildHunting GroundsBank
PawnGreat HallProcessionQuarryEmbassy

呪いを破棄する手段がないので不正利得なのかどうか。
不正利得場とは不正利得での点数差、公領購入の容易さ、そして公領不正利得呪いの終了タイミングと相手の点数確保の難しさが支配的となって不正利得場となる。
建て直し(嫌い)に注目してみると、まず単体として金貨よりも強いステロであり、金貨だと点数の確保が難しくなるが、建て直しで公領を確保したあとも属州購入できるできないの6点行動or0点行動とは違い公領→属州の3点行動は安定してできる。
そうなると不正利得は序盤1点行動で後半3点行動が平均的なのに対して建て直しは序盤2点行動後半3点行動という比較にはなるのではないか。
不正利得場というのは自分も相手も両者が不正利得を購入して他に点数確保ができないまま3山のゲーム終了タイミングを迎えるのであるが、私が不正利得を買わない以上、3山の終了タイミングも存在せず。
ゲームの展開としては序盤に相手に呪いを押し付ける意義を果たしたあとの点数確保はもちろん公領ではなくて属州が必要であるので大使館狩り場という強力なステロへの移行となった。
あとは建て直しのランダム依存の高さが嫌いなのであるが、しかしだからこそカウンティングによる高度な確率計算も可能な(のがドミニオンドミニオンである)部分もあったりして、最後の手先は屋敷で良くてそのせいで引き分けにもなってて、だめですなぁ。
http://www.gokosalvager.com/static/logprettifier.html?/20150226/log.5426c9e6e4b0c5607a973f4c.1425019434172.txt














以上の2勝2敗2分でした。

https://gokosalvager.com/logsearch?p1name=5costchamp&p1score=any&p2name=hiroki&startdate=02%2F26%2F2015&enddate=02%2F27%2F2015&supply=&nonsupply=&rating=any&pcount=2&colony=any&bot=false&shelters=any&guest=false&minturns=&maxturns=&quit=false&resign=any&submitted=true&offset=0



ついろぐ

http://twilog.org/yudai214/date-150227
http://twilog.org/hottiiii/date-150227